ヘーベルハウスのそらのま+を採用する上での注意点

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こんにちは、ゆらなべです。

展示場やホームページを見て、その雰囲気の良さに惹かれて「そらのま」と呼ばれる空間を間取りに取り入れる方もいると思うのですが、その際、実際完成したら思っていたものと違う、となりかねない注意点をお話したいと思います。

そらのま+を採用する上での注意点

そらのま+を採用する上での注意点

知っておかないと出来上がった新居を見て「思っていたのと違う」となってしまいかねないポイントがいくつかあります。
せっかくの設備ですので後悔のないようにご確認ください。

また、「そらのま」自体の話はこの投稿をご参照ください。

外壁塗装の色

最近、外壁の塗装に黒などの濃い色を採用する家が増えているように思います。
ヘーベルハウスでも、メテオブルー(黒に近い青、光が当たるとより青く見える)や玄武(黒)などがあり、我が家も玄武を採用しています。

ここで注意が必要なのが、「そらのま」とは半屋外の設備であるということです。
すなわち、「そらのま」部分の壁は建物の外壁であり、塗装も外壁色で塗装されてしまいます。
我が家の場合ですと玄武なので真っ黒な壁になってしまいます。
それはそれで趣のある空間にはなりますが、大抵パンフレットやホームページでは白系の壁の写真が載っているため、あらかじめ認識しておかないと驚愕してしまうことになります。

外壁の塗分けが5万円くらいで可能ですので、黒が嫌だという人は塗分けを検討してください。
我が家は白系の輝白に塗り分けてあります。

接合部分の床の高さ

「そらのま」はリビングの延長として設置するため、リビングから「そらのま」へ平らなつながった床を想像していることが多いと思います。
実際に住宅展示場の1階で打ち合わせをしていると、リビング、大開口ウィンドウ、ウッドデッキとすべてまっ平になっているのを見る機会があると思います。
しかし、これは1階だからできることで「そらのま」を設置する2階リビングでは話が異なります。

これは事業者に対する10年間の瑕疵保証責任の義務があることが関係しており、住宅瑕疵担保履行法という法律により保険への加入、または保証金の供託が義務付けられており、保険加入のために2階部分のベランダ側をサッシより120mm下げる必要があるのです。

リビングとベランダの接合部分の床の高さ

「そらのま」の部分は大抵1階部分は普通に存在するため下に下げることができず、サッシ部分が上に上がることになります。

「そらのま」側だけでも平らにするのであれば高さを合わせたウッドデッキ(実際には木ではなく外側を樹脂で木に似せたもの)を設置することで可能です。



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