こんにちは、ゆらなべです。
最終的にタマホームをやめてヘーベルハウスで契約したのですが、その理由の一つが営業さんが言っていた建物の方針です。
今回はそれにかかわるお話です。
地震にあった後も暮らせる家
結論から言うとこの言葉です。
単純に、せっかく家を建てたのに災害にあって住めなくなるのはどうか、というのもありますが、高齢の両親と一緒に暮らす家であり、車いすでの生活も考慮に入れているので、もしそうなった後に災害にあい、避難所生活となったとしたら生活がかなり困難になるのではないか、という不安もあります。
だからこそ、この言葉は魅力的でした。
そもそも耐震等級とは?
建替え検討当初から地震は気にしており、タマホームで話をしていた時も「うちは耐震等級3だから地震は大丈夫」という話は聞いていました。
ただ「耐震等級」とは下記を示すものです。
耐震等級1
- 数十年に一度の地震で大規模な補修が発生しないこと
- 数百年に一度の地震で倒壊しないこと
阪神淡路大震災のような地震でも命を失わず建物から逃げ出すことができる、ということで、地震の後もその家を問題なく使える、ということではなさそう。
耐震等級2,3
耐震等級2は1の1.25倍、耐震等級3は1の1.5倍の地震でも同様の結果になるということらしい。
結局は程度の問題でダメなときはダメなんでしょうが、住み続けることを前提として話をしてもらえるのは希望につながります。
(ちなみに、この話はどこの会社も「耐震等級3」を謳っていてよくわからない、という話をしたときに営業さんが説明してくれたことです。細かい部分はこの記事を書くようにネットで見直したものですが・・・)
耐震と制振
基礎にあえて揺れる構造を設けて建物への揺れを伝わりにくくする「免振」はおいておくとして、地震の話をするとき「耐震」と「制震」という言葉が出てきます。
ヘーベルハウスでは「耐震」はもちろんのこと「制震」についても標準で対策が取られています。間取り図にはこの「制震」用のユニットが配置される位置が示されており、その一に影響がない範囲で壁の有無や位置を検討します。影響する場合は再度計算をしたうえで別の位置にユニットを配置することで問題がなくなれば変更可能、ということになります。間取りを自由にいじりたい人には面倒くさいかもしれませんが、常に計算して対応してくれるのは安心感があります。
またタマホームでは「制震」はオプションです。
(オプションであること自体は問題だとは思っておらず、会社の方針からするとオプションであるほうが理にかなっている気がします)
私の場合、予算を下回ったあまりの部分で制震ユニットを追加することにしたのですが、営業さんはそこまで乗り気ではなく、配置位置も「どこに配置します?」という感じでこちらにゆだねられました。
そんなこと聞かれても選べないよ、という感じで困ってしまいました。
まとめ
私が生きている間に大地震を体験するかどうかもわからず、大地震があったとしてもタマホームの家で十分だった、もしくはヘーベルハウスでもダメだった、という結果になるかもしれません。
それでもヘーベルハウスに安心感を感じることが多かったので、私はヘーベルハウスを選びました。
タマホームはローコスト住宅のハウスメーカーで、大地震の後、抑えた費用分のお金で次を考えるのもありだと思います。(私の場合は年齢的に次は厳しいでしょうが)
皆さんの判断の参考になればと思います。
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