こんにちは、ゆらなべです。
通勤途中にアイダ設計の事務所があり「自由設計」や「建物価格888万円」等のポスターが貼ってあり気になっていました。
注文住宅ってそもそも自由に設計できるものじゃないの?という疑問がわいたので調べてみました。
注文住宅は自由設計ではない?
調べてみたところ、言葉の通り「自由に設計できますよ」という意味で書かれている場合もないこともないですが、正式には「注文住宅」や「建売住宅」と同列で扱われる言葉のようですね。
それぞれを比べてみたいと思います。
自由設計
言葉の通り、間取りを自由に設計できる建築パターンです。
ただし、多くの場合は建築条件付きの土地と合わせて契約し、基本となる間取り図から自由に変更するのが「自由設計」の特徴のようです。
ここで注意しておかなければならないポイントがあり、間取りは自由ですがそこで使用する設備は決められたものを使用する、というものです。
また、建築条件付きの土地のため、施工会社を替えられない、という特徴もあります。
こういった特徴が故のメリットとして、建物の費用が注文住宅に比べて安い、ということが言えます。
※今回の投稿の冒頭で挙げたアイダ設計がこの意味での「自由設計」なのかは確認取れていないので、興味を持たれたからは確認してみてはいかがでしょうか。
注文住宅
自由に設計できる、という意味ではこちらも同じかと思います。
基本的には間取り、設備などがすべて自由に決められるパターンです。
自由設計と比べると、土地は土地、建物は建物、それぞれ別の契約となることが多く、土地を契約したからと言って施工会社を縛られることがなく自由に決められます。
次のようなパターンがあるようです。
セミオーダー
ハウスメーカーの場合は大抵このパターンではないでしょうか。
標準仕様があり、その中から基本的には選択します。それ以外を選ぶ場合には特注扱いとなり、値段は上がるもののある程度の範囲で自由はききます。
我が家はヘーベルハウスで建てているのでこのパターンで、数か所特注があるもののほぼ標準仕様に収まっているかと思います。
フルオーダー
地元工務店で建てる場合がこのパターンになるでしょうか。
その施工会社でできる範囲ですべて自由に選ぶことができるパターンです。
建売住宅
土地と建物がセットのパターンです。
建築済みか建築途中の段階で販売され、実物もしくは同タイプの建物を見て購入を決められるため、いざ出来上がったらイメージと違うという後悔をせずに済む可能性が高いです。
ただ注意が必要なのは、自由度はないため購入を決める際に何かしらの妥協をする可能性があり、それが後の後悔を生む可能性がある、ということです。
とはいえ、決定には後悔がつきものなので考えても仕方がないことですが・・・。
最後に
自由に設計ができるという話がいくつか出てきましたが、本当の意味での自由かといえば自由ではありません。
耐震性能を保つための柱や壁であったり、我が家をお願いしているヘーベルハウスであれば外壁など(私の場合は逆に気に入ってたりしますが)。
施工会社を選ぶ際には自由ではない中で自分の望みの家が建つかを考慮する必要があります。
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